■■■■■■■■■■ 健康ビジネス活性化キーワード ■■■■■■■Vol.2 前回は初回ということで、あえて健康ビジネスの「ド真ん中」の キーワードを取り上げてみました。 今後は、みなさんの健康ビジネスプロジェクト活動の中で活用できる キーワードをご紹介していく予定です。ご期待ください!! ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■健康ビジネス活性化キーワード:「1クライアント、1トレーナー、1ゴール」 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 健康サービスビジネスに関する様々な課題整理などで企画の焦点がボヤケテ きたり、迷いが生じてきたときなどに私達が立ち戻るキーワードのひとつが これです! 「1Client 1Trainer 1Goal」 国内フィットネスにおけるパーソナルトレーニング利用率は各クラブ施設に よって差はありますが、概ね3-6%と言われています。 今後もこのニーズは拡がっていくだろうとスポルツも考えており、このベク トル上にあるユニークな先行事例はないか?と4年前に北米圏サーチをして いてヒットしたのが「Fitness together」というパーソナルトレーニング スタジオのフランチャイズビジネスモデルでした。 ここのコンセプトがスバリ「1Client 1Trainer 1Goal」なのです。 (※略称:1C1T1G) まず、一つ目のキーワードの活用視点です。 ─────────────────────────────────── 【1】「顧客ひとりのゴールをサポートする」が健康サービスの基本形 ─────────────────────────────────── また、健康サービスビジネスフレームの最小単位モデルであるとも言えます。 一人の健康消費者に対して健康サービスプロバイダーがその目標を共有し サポートしていくという最もシンプルな形であり、全ての健康サービスモデル はこの基本構造を持ち発展したものであるべき! 一人に満足してもらえるサービスがあってはじめて多くの人たちからも支持 されるサービスが生まれるということを忘れてはならないと思います。 ビジネスボリュームを追求するときどうしても一人のニーズに注力することが 軽視される場合があります。それが理由でしっかりとした価値提案ができて いないサービスモデルも散見されます。効率や生産性よりずっと前に存在する 健康サービス基本構造として「1C1T1G」は位置付けたいですね! そして、このキーワード活用二つ目の視点がこれです。 ─────────────────────────────────── 【2】トライアングルで発想しよう! ─────────────────────────────────── クライアント、トレーナー、そしてゴールにも位置を与えると 三角形になります。 つまりトライアングルですね。 この形もサービスリレーションを企画チェックしていく上で 便利な構造となります。 サービス供給側のスタンスで考えると ・トレーナーは   →クライアントに向きあっているか? ・クライアント   →彼(彼女)は何を望んでいるのか?  ・ゴール   →ゴールは鮮明か? トレーナーのポジションは、共有された目標に対してアプローチするクライ アントをサポートするトレーナー、コーチであり、そのチャレンジを共感する 仲間であり同志でもあるというものがベストだと思います。 このトライアングルが成立する情報整理とコミュニケーションがあるか否かを チェックすることでサービス課題が明確になります。 このトライアングルが上手く機能し作用している状態を 「ハッピートライアングル」と私は言っています。 顧客サービスリレーションにおいて →トライアングルになっているか? →トライアングル要素に対する要求は明確か? →そのトライアングルはハッピーか? とてもとても重要なフォーカスをシンプルに活用し、顧客価値創造に向けての アクションを推進するためのキーワードである「1Client 1Trainer 1Goal」! ぜひとも注力して活用してください。 <今回のキーワードの参考情報>・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 「Fitness together」 http://corp.fitnesstogether.com/ ■運営企業名:Fitness Together Franchise Corporation ■設立:1996年 ■事業内容:パーソナルトレーニング専門施設の運営 (パーソナルトレーニング専門としては世界最大数) ■実績:店舗数500(2010年) ■世界展開:アメリカ、ブラジル、カナダなど6か国 「1Client-1Trainer-1Goal」をテーマに、パーソナルカウンセリングと  筋力トレーニング、有酸素トレーニング、栄養指導からなるトレーニング (1セッション45分)を実施している。  とてもコンパクトなサイズの小規模パーソナルトレーニング施設を多店舗  展開しているビジネスモデルで、約3千人以上のパーソナルトレーナーが  登録している。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■ヘルスビスウォッチFacebookページ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 今後も「健康ビジネス活性化キーワード」の配信と同時に、 ヘルスビズウォッチ(HBW)のFacebookページの「ノート」にもアップ していきます。 Facebookページの「ノート」には今後配信していく「キーワード」が アーカイブされていきますので、是非この機会にヘルスビズウォッチ(HBW) のFacebookページに「いいね」してください。 また、毎週お届けしていく「健康ビジネス活性化キーワード」がみなさんに どれだけインパクトを与えられたかをFacebookページでも投票できるように していきますので、みなさんの率直なご意見をお聞かせください。 SNSならではの密度の濃いリレーションを目指して運営していきますので ご活用ください。 □「ヘルスビズウォッチ」Facebookページ http://www.facebook.com/HealthBizWatch?created