■■■■■■■■■ 健康ビジネス活性化キーワード ■■■■■■■■Vol.38
 
HBW編集委員の里見です。
 
Health Biz Watch Academyで、毎月定期的に開催している
「健康ビジネス実践基礎講座<半日集中コース>」セミナーは、
9月も以下の日程で開催を予定しています。
 
「健康ビジネス実践基礎講座<半日集中コース>」セミナーのポイント
 
・健康ビジネスの業界構造を整理できる
・国内、海外の代表的ビジネスモデルを把握できる
・生活者のセグメントを把握できる
 
短時間で、体系的に、国内海外の健康業界の動向をつかめます。
 
またこのセミナーの参加者には、
半年間有効な「大川との1時間ディスカッション券」をプレゼント!
(※期間内に1回1時間貴社ミーティングに大川が直接参加します)
 
是非この機会にご参加ください。
 
 
●「健康ビジネス実践基礎講座<半日集中コース>」
 
 9月19日(水)開催はこちら↓
 
 
 9月25日(火)開催はこちら↓
 
 
開催日ごとにお申込みページが異なりますので、
ご希望の開催日のページからお申込みください。
 
みなさまのご参加お待ちしております。
                       (里見 将史)
 
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健康ビジネス活性化キーワード
              「14年前と今」 : 大川 耕平
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今回は趣を変えヘルスビズウォッチ創刊当初のアプローチと今との差がある
か無いかを振り返ってみます。
 
1999年9月に配信したメルマガを少し長いですが引用します。
読んでみてください、実に14年前のものです。
 
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■ダイエット市場の構成について・・・・・・以下引用
 
<ダイエットに関する情報提供市場>
●書籍・ビデオ等
 (運動・食事などの方法を書いた本、雑誌など)
●アドバイスサービス
 (インターネット上でのアドバイスなど)
 
ダイエットを行いたい消費者(ダイエットに失敗した消費者)の悩みの
ひとつは、「世の中にダイエットの方法は過剰に紹介されており、自分に
とってどのダイエット方法が合うのかわからない」という点があると思い
ます。米国ではインターネットを通じた個別アドバイスサービスをはじめ
この情報提供市場が進んでおり、今後日本でも市場が大きくなる可能性が
あります。
 
<摂取カロリーを減らす市場>
●ダイエット食品
 
<消費カロリーを上げる市場>
●運動機器・運動サポートグッズ
 (エアロバイク、ステッパー、チューブ、ダンベル、歩数計など)
●美容施設
 (エステティックサロン、整体エステ、サウナ、タラソテラピーなど)
●運動施設
 (アスレチッククラブ、ボクシングジム、スイミングクラブなど)
●化粧品
 (レッグスプレー、とうがらしパック、ボディージェルなど)
●その他アイデアグッズ
 (アルミサウナラップ、スリミング、サンダルなど)
 
<ダイエット効果を確認する市場>
●測定機器
 (体重計、体脂肪計など)
 
<その他隣接市場>
ダイエット関連市場に隣接する市場として
●美容市場
●リラックス市場
●スポーツ市場
●医療市場
などが考えられます。市場が一部重なることも考えられるので、これらの
市場も今後考慮する必要がありそうです。
・・・・・・引用終わり
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1999年当時、健康サービスビジネスに注目が集まりだしました。
 
・医療費高騰による予防領域の重要性
・生活者の健康意識の広がり
・長寿化における健康維持の大切さ
・より良く生きるwell beingマインドの広がり
 
などがその中心的な背景としてあり、健康サービスビジネスの中心となるもの
はおそらく「ダイエットサービスビジネス」となるはずだという仮説のもとに
この時のメルマガ内容を企画したことを記憶しています。
 
このあと北米圏に存在する様々なダイエットサービスのビジネスモデルの
多さ、ユニークさに圧倒され我がメルマガで現在まで100を超える事例を紹介
してきました。
 
今回の引用コンテンツを見るとあることに気づきます。
 
・変わっていないもの
→マーケットの区切りや商品アイテム
→ダイエットの基本はエネルギー摂取と消費の差分であるということ
→お手軽ダイエットアプローチアイテムは絶えず入れ替わっていること
 
・変わったもの
→ICT進化による様々な変化
→ネットによるライフログトラッキングサービス
→ネットコミュニティ
→サービスプロセスの広がり
→ビジネスモデルの変革
→ネット&リアルの融合型スタイルの台頭
 
僕達の今後のダイエットサービスビジネスの可能性として見出したい方向性は
2つあり、一つ目はダイエット行動と成果の本質を踏まえて新たなICT技術を
取り込んで行くスタイル。
二つ目はICT側の新たなトレンド技術がダイエットの本質を理解したサービス
プロセスを取り込んでプロデュースするタイプです。
 
日本においては前者が増加中と確実に言えますが、後者のプレイヤーが見当た
らないです。周辺近隣市場プレイヤーからのアプローチだけではない、ビジネ
スモデル開発としての健康サービスアプローチが出てくることによって双方は
もっと成長する気がしています。
 
このメルマガ内容にピンときた方、ぜひブレストしましょう!!!
 
 
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