■■■■■■■■■ 健康ビジネス活性化キーワード ■■■■■■■■Vol.47
 
HBW編集委員の里見です。
 
HBW&スポルツで「ディスカッション・パートナー」というサービスを
ご提供しているのをご存じですか?
 
「ディスカッション・パートナー」は、我々の定例ミーティングを一定期間
継続していく中で事業課題解決を具体化していくというサービスです。
 
お客様にとって「ディスカッション・パートナー」は健康サービス分野に
おける豊富な情報や経験から外部視点でのアドバイスを提示するので課題が
明確になったり、また健康&ウェルネス事業領域での専門性&信頼性ある
キーマンや実績のある企業の紹介で時間短縮につながったなどの多くの
メリットがあります。
 
ディスカッションを通じて様々なテーマに対応し、よりスピーディーに
プロジェクト成果に向けた活動をサポートいたします。
 
「ディスカッション・パートナー」にご興味ある方、トライアルを兼ねた
情報交換を実施しております。
 
お気軽にお問い合わせください。
 
 
※お電話でのお問い合わせ
03-3468-8125
 
※メールでのお問い合わせ
                        (里見 将史)
 
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健康ビジネス活性化キーワード
               「関係性の質」 : 大川 耕平
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組織の成功循環モデルというダニエル・キム教授(MIT)が提唱した理論が
あります。
 
組織の最適化には構成員の変化が必要なわけですが、そこに存在する作用の
あり方で成功の循環ができあがり、その作用には順序・流れがあるというもの
です。
 
この理論を共に学ぶことで、サービス現場チーム活力に刺激を入れたいと
個人的には何回も現場への紹介や具体化のアドバイスをしてきたのですが、
つい最近、身体調整系のサービス施設オーナーから「この順序で進めること
が体験的にスムーズに行く方法です」と成功の循環モデルを逆に披露され
ました。
 
では、その理論とは
関係の質→思考の質→行動の質→結果の質→(循環へ)
組織内の構成員同志、対お客様の関係における品質を磨く作業(相互尊重)を
通して、その質が上がれば上がるほど考えること(気づき)が変わっていき、
それに伴い行動(自発性)そのものが進化し、それがよい結果につながり、
さらなるレベルの関係の質(より深い信頼関係)へ循環していくというフレー
ムです。
 
関係から着手するということがこの理論のツボです。普通は、即「行動云々」
に働きかけたくなるものですが、まずは関係の質の見直しからというわけです。
 
この話をした後に、さらに議論になったのが「利益の最大化と意義の最適化」
というともすると対立する概念についてでした。
 
これも偶然なのですが、彼はクリス・アンダーソンの「MAKERS」を読んでいて
気になったことがあると僕に同書を読んだか否かを問うのでしたが、僕も気に
なっていたフレーズでエバーノートに書き写していたものと同じでした。
(メモはちなみに60個くらいあります:笑)
 
彼が言うにはこの概念も着手する順序が大切だと。
「意義の最適化に対しての考えぬかれた努力の積み重ねがたどる自然な進化
として利益の最大化を考えないと価値創造現場の微妙な変化が絶対に見えなく
なり、誤りを犯すことになる」というのです。
 
そして
「有形のものを支えるのは実は無形のものかもしれないね!」という僕の意見
を彼はとても嬉しそうにメモしてくれました。
(僕との関係の質が一発で進化した瞬間ですね!笑)
 
関係性は無形ですよね。
でも、成果という現象が起きる(例えば施したサービスに対する満足という
評価で有形の報酬を得る)土台は関係性ということを考えると、なるほどと
思えます。
 
今回のテーマに関してはサービス現場の方、現場経験者の方や近いポジション
にいる方たちはなんとなく理解できる、想像できる事柄ではないでしょうか?
そこに分かりやすい共通言語と整理された言葉での共感と共有がさらなる進化
の動力源になります。
 
ぜひとも自社のサービス現場で磨いて、活用していく言葉の道具ライブラリー
を育てていってください!!もちろん僕で良ければ協力します!!
 
 
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