■■■■■□ ブレストメルマガ Yes & (イエスアンド) □■■■■■Vol.56
 
HBW編集委員の里見です。
 
昨年から、「mHealth Watch」と「Health App Lab」の情報を
さらにみなさんと共有させていただく「場」として
「モバイルヘルス&アプリ 勉強会」を開始しております。
 
この勉強会では、それぞれのサイトのテーマである
「モバイルヘルス」「アプリ」の領域で事業を展開されている方を
お呼びして、現状の取組み、市場の課題など、現場ならではのお話し
をお伺いし「モバイルヘルス」「アプリ」領域を盛り上げていきたいと
考えております。
 
第2回目は注目のサービスを展開している以下2社をゲストスピーカーに
お招きし、現状の取組み、市場の課題など現場ならではのお話しを伺いたい
と思います。
 
 
【事例1】----------------
 
「ドコモ・ヘルスケア」の取組みについて
     (ドコモ・ヘルスケア株式会社 亀村 祐輔 様)
 
 
【事例2】----------------
 
「あすけん」の取組み
     (株式会社ウィット 天辰 次郎 様、道江 美貴子 様)
 
 
 
勉強会の詳しい内容については、下記よりご確認ください。
 
 
●モバイルヘルス&アプリ 勉強会
 先行する国内モバイルヘルス・プレイヤーの取組み
 
2014年2月26日(水)15:30スタート
 
↓詳しくはこちら↓
 
 
みなさまのご参加お待ちしております!!
 
 
 
それでは、今週の「ブレストメルマガ Yes & (イエスアンド)」を
お楽しみください!!!
 
 
                        (里見 将史)
 
 
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今週のYes & のテーマ
           「場のデザイン」 : 大川 耕平
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顧客接点現場
サービス現場での
品質と効率をどうつくるか?
 
こんなテーマで数人の
マネジャークラスの方々と
議論してきました。
 
 
 
●本日のYes &のテーマ ----------------------------------------
 
            場のデザイン
 
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健康サービスビジネス事業で
世界最大規模はウェイトウォッチャーズ(WW)の
約1,800億円だと思います。(2012年)
ミーティング拠点は45,000カ所。
 
日本においてはカーブス(CV)が1,230店、
53万人以上の会員数で、
306億(2012年)を超えるパフォーマンスを実現しています。
 
この2つに共通するものは何だと思いますか?
それらを6つに整理してみました。
今後の健康ウェルネスサービスの
現場をどうデザインしていくか?
のヒントになるはずです。
 
 
1)サービス現場の規模が小さい
 
WWの主要商品サービスである
グループミーティングは
ショッピングセンターのミーティングルームや
公民館的な場所で開催されますし、
CVはご存知の通り、日本では
元コンビニなどの小さい店舗の転用です。
 
2)拠点が多い
 
これは多くの理由があります。
ニーズが多い。
小規模で成立する経済合理性を有する。
などが中心となります。
 
3)主要対象を女性としている
 
CVは女性専用です。
WWは女性のウェイトは高いですが
近年男性も増加しています。
ここも注目ですね。
 
4)ローテク
 
どちらもサービス現場で用いる
サービスプロセスはローテクです。
CVは油圧式簡易フィットネス機器であり、
WWにいたっては教室と教材のみです。
ただ、WWのウェブサイトプログラムは
急激な伸びを示しているので
ハイテクやICTに無関心であるのではなく
むしろ熱心です。
 
5)サービス現場は人海戦術対応
 
「人」が介入してサービスを創出することを前提に
プロセスフローやビジネス全体が設計されています。
多くの企業が
「人」が介入することを極力減らすことで
効率化を最初から狙い
サービスを設計するアプローチとは
真逆だということにお気づきください。
 
 
そして最大の肝である6番目は
 
6)顧客にサービスプロセスの中で役割を持って参加してもらうこと
 
これを両社は見事に高いレベルで実践しています。
 
極端な表現をすると
 
●顧客がサポートしてくれる仕組み
●顧客が顧客を呼んできてくれる仕掛け
●顧客同士でサービス満足を相互につくって楽しんでいくプロセス設計
 
特にこの6番目を具現するコンセプトは
「Peer & together」
ピアプレッシャーと一緒の感覚で
ともに成長しようというマインド空間を
現場進行プロセスの中に
顧客参加を前提として
構築するということになります。
 
サービス現場での参加者を含めた
「場」をデザインしてしまうビジネスなのですね!
 
このビジネスモデルを構築し
成功するには徹底的に「顧客を信じる」
というスタンスが必須となります。
 
もちろん一筋縄では実現できないものです。
日本の健康ウエルネスサービスの現場が
活き活きと輝き魅力的なビジネスとしても
発展する道筋はここにあると思うのです。
 
 
 
Yes & でご意見アイデアぜひ、お寄せください!
 
 
 
■編集後記
 
2月までに大阪出張が4回連続します。社会人になり初めて出張したのも大阪
でした。ほとんどがトンボ帰りとなるのですが、いくつかのB級グルメ店の
なじみもでき今回も寄れそうで楽しみです!!
 
 
 
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大川耕平(おおかわこうへい)プロフィール
健康&ウェルネス業界における新事業開発サポートから人材育成、ナレッジ
強化、ビジネスマッチングを展開。
1999年創刊の健康ビジネス情報メールマガジンHBW(ヘルスビズウォッチ)の
読者は約1200社のビジネスユーザ中心。読者とのミーティングセッションに
力を入れている。
・HBW(ヘルスビズウォッチ)発行人・HBWアカデミー校長
・プロジェクト・マネジメントスペシャリスト
 
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