HBW 2017~

2017.12.12号 [モバイルヘルス&アプリ動向編]2017年後半、再チェックしたいモバイルヘルス「注目ニュース」

健康ビジネス問題解決サポートメディアHealthBizWatch
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[モバイルヘルス&アプリ動向編]2017年12月12日号
   ≫≫≫Author:渡辺武友
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モバイルヘルス担当の渡辺武友です。
今年最後のモバイルヘルス&アプリ動向編は、毎年恒例となってきたモバイルヘルス専門ニュースサイトmHealth Watchに掲載した今年後半の「注目ニュース」の中から、改めてチェックしておきたい記事をご紹介します!
 
 
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【1】特集:モバイルヘルス&アプリ動向編
---2017年後半、再チェックしたいモバイルヘルス「注目ニュース」
 
【2】健康ビジネスの現場で使えるキーワード
---「ボリュームからバリューへ」
 
【3】今週の注目デジクリップ!
---国内 健康経営を支えるアプリ、海外 スマートウォッチなど、9本
 
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【1】特集:モバイルヘルス&アプリ動向編
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<テーマ>
2017年後半、再チェックしたいモバイルヘルス「注目ニュース」
 
 
mHealth Watchには、毎週1回月曜に編集者が解説する「注目ニュース」を掲載しています。今年後半となる7月以降、23本掲載してきました。
 
「注目ニュース」では、
 
今までにない価値は?
継続利用につながるポイントは?
マネタイズポイントは?
 
など、ビジネスに役立つ視点で解説するようにしています。
 
今回、注目したいテーマは<パーソナライズ>です。
今までにないアプローチで、自分ごと化して続けやすくする事例を共有します。
 
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パーソナライズ:事例1
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内科医が推奨する『FoodTherapyMD』(7月10日掲載)
http://mhealthwatch.jp/global/news20170710
 
オンラインコミュニティー『FoodTherapyMD』は、エビデンスに基づく食物中心の栄養教育を通して、患者の健康改善に役立つよう設計されています。
糖尿病、心臓病、発作などの慢性病に苦しむ人、がんと診断された人たちに、補足的で代替的な治療方法としてサポートするプラットフォームです。
この記事から以下のポイントが挙げられます。
 
・栄養を活用した情報薬
 
開発者であるStacy Mitchell Doyle薬学博士は、症状の治療に焦点を当てる現在の医療システムとは違う、病気の原因に対処する治療としてFood Therapyを提案しています。
 
『FoodTherapyMD』は、食物由来の栄養素を活用したメソッドで
 
1, 体内の酸化を抑える
2, 血管や器官の炎症を抑える
3, 免疫力を高める
4, 細胞の酸化による損傷を排除する
5, がんの原因物質を排除する
 
を達成させることを目指します。
 
その人にあった栄養の摂り方を、オンラインだからこそ“パーソナライズした情報薬”として提供することができます。
 
 
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パーソナライズ:事例2
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メディプラス研究所、低ストレス・高ストレス女性の行動を曜日別で調査(8月7日掲載)
http://mhealthwatch.jp/column/news20170807-2
 
全国の女性20-69歳の2,266人の中から、有識者女性の高ストレス者356人、低ストレス者204人を対象として、働く女性の傾向を知ることができます。
低ストレス女性は、週の初めを「ジム」「お酒を飲まない」「セルフケアに時間を割く」といった健康的な時間にあてており、週の半ばは「趣味」、平日最後の金曜日は「異性とのスキンシップ」「デート」とメリハリのある印象です。一方、高ストレス女性で目立ったのは、週を通しての「ストレス発散の食事」の高さで、とくに火〜金曜は、低ストレス女性の倍近くのポイント数となることがわかります。
この記事から以下のポイントが挙げられます。
 
・曜日を意識したアプローチ
 
オンラインプログラムは、期間だけで設計してしまうことも多く、平日と週末による生活パターンの変化を踏まえていないため、ユーザーの生活に合わなくなってしまうものもあります。
また、平日と週末は意識した作りになっていても、週の前半と後半では生活に変化がある場合もあり、ユーザーが継続しなくなる要因になることもあります。
 
低ストレス女性の生活パターンを参考に、ユーザーに曜日意識を持たせ、生活にメリハリをつけた提案をすることもできるでしょう。
そのような提案の場合でも、モバイルツールならユーザーに寄り添い、適正なタイミングで情報提供(ヘルスリテラシー)し、気づきを与えるといったパーソナライズが可能になります。
 
 
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パーソナライズ:事例3,4
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平成27年度 特定健康診査・特定保健指導の実施状況(8月14日掲載)
http://mhealthwatch.jp/japan/news20170814-2
 
[特定保健指導の実施率]
・特定保健指導の対象者数は約453万人(平成26年度約440万人)で、健診受診者に占める割合は16.7%(平成26年度16.8%)
・特定保健指導の終了者数は約79万人(平成26年度約78万人)で、保健指導対象者に占める割合は17.5%(平成26年度と比べ0.3ポイント減少)
 
特定保健指導対象者の内、17.5%しか終了していません。
年代別の実施率では、特に力を入れたい40-44歳が14.8%ともっとも低い状況です。
 
 
オンライン完結の特定保健指導(10月2日掲載)
http://mhealthwatch.jp/japan/news20171002-2
 
Noom Japanは、CDC(米国疾病対策予防センター)認定の行動変容のためのヘルスケアアプリ「Noomコーチ」をベースとした特定保健指導を、愛媛県(地方職員共済組合愛媛県支部)の職員を対象に2017年2月に開始しました。
管理栄養士などとの初回面談は、スマートフォン(もしくはパソコン)にダウンロードしたビデオ会議アプリ「appear.in」で実施。その後のサポートは、Noomコーチによるデータ管理とアプリのメッセージ機能を通じた指導などによって進めることができます。
2つの記事から以下のポイントが挙げられます。
 
・接触頻度を高めやる気を引き出す
 
これまでの特定保健指導では、専門職が直接話しを聞いてくれる機会が非常に少ない設定(3-6ヶ月の期間に、個別面談10分で40ポイントなどを積み重ね、合計180ポイントとする)のため、日々進捗を管理できるものとしてオンラインでのセルフチェックは提供されてきましたが、なかなか適切な行動が定着させられませんでした。
 
Noom Japanが提供をはじめた特定保健指導サービスは、毎日意識付けさせるためのアプローチをしてくれます。
しかも全自動ではなく、AIをうまく活用しながら、専門職が見守ってくれるというものです。
 
今までと違う行動を身に付けてもらうためには、自分に合ったものを、自分で見つけてもらうことが必要で、その段階を丁寧にサポートできるかが重要になります。
Noom Japanの特定保健指導サービスは、その辺りがうまく設計されています。
 
 
今年の「モバイルヘルス&アプリ動向編」いかがでしたか?
リクエストなどありましたら、気軽にご連絡ください!
 
また、自社の特定保健指導の状況に疑問を持っている方も、今回紹介したNoom Japanの特定保健指導サービスを詳しくご紹介もできますので、ご興味あればご連絡ください!!
 
 
連絡はこちらからお願いします
https://hbw.heteml.jp/healthbizwatch.com/inq/inq.html
 
 
 
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【2】健康ビジネスの現場で使えるキーワード
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≫≫≫「ボリュームからバリューへ」
 
ボリューム追求の経済からバリュー追求へ。これはウェルネス&ヘルスケアサービスビジネスにこそ課せられた課題テーマです。
 
 
 
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【3】今週の注目デジクリップ! <9クリップ>
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[1]日立製作所、企業の働き方改革・健康経営を支えるアプリ「MyLifePal」を開発
http://www.hitachi.co.jp/New/cnews/month/2017/11/1129.html
利用者の睡眠や食事に関する健康データの管理、日立の顔画像解析技術により脈拍やストレス度の計測が可能。食事と美容をテーマに、専門家による利用者への健康アドバイスを提供する、など。(2017/11/29)
 
[2]ファミリーマート、フィットネス事業への参入について
http://www.family.co.jp/company/news_releases/2017/20171130_02.html
地域社会のインフラとしての健康増進への寄与と、加盟店への新たな事業モデルの提供を目的に、新たに「Fit&GO」のブランドを立ち上げ、24時間フィットネス事業に参入。(2017/11/30)
 
[3]SBI生命とFiNC、人工知能搭載の健康管理や生活習慣改善が行える「FiNC for SBI生命」を提供【PDF】
http://www.sbilife.co.jp/corporate/press/pdf/PR20171130.pdf
http://www.sbilife.co.jp/
「FiNC for SBI生命」は、生保業界初となる人工知能による姿勢分析機能が搭載され、睡眠時間・体重等のライフログ記録などができる健康管理や生活習慣改善のためのアプリ。加入者全員を対象に無料提供。(2017/11/30)
 
[4]東急スポーツオアシスとアイセイ薬局、調剤薬局と総合フィットネスクラブ間でヘルスケアコンテンツの相互提供を開始
http://www.sportsoasis.co.jp/co/news/info/det609.html
東急スポーツオアシスが運営するアプリ「WEB GYM」内の健康維持に役立つエクササイズやストレッチなどの動画をアイセイ薬局の店頭に設置されたデジタルサイネージ「ヘルスケアビジョン」で放映、など。(2017/12/01)
 
[5]カゴメ、<2つの機能性を表示>機能性表示食品「カゴメトマトジュース」新発売
http://www.kagome.co.jp/company/news/2017/2017120401.html
カゴメトマトジュース10品について“血中コレステロールが気になる方に”と“血圧が高めの方に”の2つの機能性を表示した機能性表示食品として、来年1月23日より全国にて順次発売。(2017/12/04)
 
[6]マクドナルド、「栄養バランスチェック」をリニューアル
http://www.mcdonalds.co.jp/company/news/2017/1205b/
「栄養バランスチェック」は、1日に必要なエネルギー及び栄養成分のうち、マクドナルドメニューがどれだけ補えるか(充足率)を調べられるコンテンツ。(2017/12/05)
 
[7]ウェルネスコミュニケーションズ、第12回プラスウェルネスセミナー「職域におけるこれからのがん検診ー大腸がん編+腸内フローラの可能性ー」【PDF】
https://wellcoms.jp/common/frame/plugins/fileUD/download.php?type=news_file&p=news_file_97.pdf&token=5b90d96123e7f34f9b12e4f3e2223421aba97053&t=20171005134131
https://wellcoms.jp/
開催日は、2018年1月19日(金)。人事・健康管理担当者向けセミナー。テーマは、がん検診の重要性の理解と、腸内フローラの可能性。
 
[8]世界初、体温で充電するスマートウォッチ『Matrix PowerWatch』
http://mhealthwatch.jp/global/news20171129
常に肌から体温をモニタリングしているため、モーションデータと体温の変化を利用して、一日の消費カロリーを正確に計測することができる。(2017/11/29)
 
[9]mHealthWatch注目ニュース:健康意識の高い人の生命保険料を下げるHealth IQ、7,600万米ドルを調達
http://mhealthwatch.jp/global/news20171211
Health IQの「健康意識の高い人」の定義である「健康知識」と「健康行動」両軸からのアプローチはヘルスケアサービスの基本だと、今回のニュースであらためて気が付きました。(2017/12/11)
 
 
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