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2018.02.13号 [モバイルヘルス&アプリ動向編]"CES 2018"注目のヘルスケア製品をチェック

健康ビジネス問題解決サポートメディアHealthBizWatch
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[モバイルヘルス&アプリ動向編]2018年2月13日号
   ≫≫≫Author:渡辺武友
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モバイルヘルス担当の渡辺武友です。
 
世界最大の家電見本市“CES 2018”が、今年は例年よりも1週間遅い1月9-12日にラスベガスで開催されました。
今年も多くのヘルスケア製品が登場しましたのでご紹介します!
 
 
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【1】特集:モバイルヘルス&アプリ動向編
---「“CES 2018”注目のヘルスケア製品をチェック」
 
【2】健康ビジネスの現場で使えるキーワード
---「自分事とコストパフォーマンス」
 
【3】今週の注目デジクリップ!
---国内 健康生活を応援するアプリ、海外 Apple動向など、10本
 
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【1】特集:モバイルヘルス&アプリ動向編
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<テーマ>“CES 2018”注目のヘルスケア製品をチェック
 
 
今年も米国ラスベガスにて世界最大の家電見本市“CES 2018”が1月9-12日に開催されました。ヘルスケアに関連する製品(サービス含む)は、私が把握できただけで44種類ありました(リストは後半に記載)。
 
今年はヘルスケアの中でも“睡眠”に力を入れているようです。会場に「Sleep Tech」と呼ばれるゾーンがあり、睡眠に関連するアイテムが紹介されました。
今回は「Sleep Tech」ゾーンにて紹介されたアイテムを見ていきましょう。
 
 
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CES 2018 「Sleep Tech」ゾーン紹介アイテム
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<Nokia「Nokia Sleep」>
IFTTTによるスマートホーム管理機能を搭載したマットレスの下に敷くパッド形状の睡眠センサー。
睡眠の状態にあわせて照明やサーモスタット(エアコン)の設定温度などを制御し、睡眠環境を最適化してくれる。
価格は99.95ドル。日本でも販売予定。
 
 
<Philips「SmartSleep」>
ヘッドバンド型睡眠改善デバイスで、耳の裏についたセンサーで睡眠の状態をモニタリングする。
深い眠りに入ると生じる特有の脳波(余波睡眠)を検知し、状態に合わせてカスタマイズされた音波を発することで余波睡眠の長さと深さを高める。
販売は今春を予定。
 
 
<Emfit「NGmatt 2.0」>
寝姿勢における背骨のゆがみを矯正できるコネクティッド・マットレス。
背中の痛みや、無呼吸症候群など、マットレスを調整することで予防する。心拍変動をトラッキングし、マットレス内に設置した最大16もの空気袋を動かす。
価格は5,000ドル。
 
 
<Somnox「Somnox sleep robot」>
睡眠をサポートするスマートピロー(抱きまくら)。
加速度計、オーディオセンサー、二酸化炭素センサーにより、自分の呼吸に合わせ、「Somnox sleep robot」が伸び縮みすることでリラックス効果を高める。
今秋550ドルで発売予定。
 
 
<Rhythm「Dreem」>
ヘッドバンド型睡眠改善デバイス。
脳波、心拍数、呼吸、体動から睡眠の状態を分析する。脳波にあわせた音波を骨伝導により伝える。入眠サポートを特長とする。
6月から発売予定で価格は499ドル。
 
 
<Exploragen「SlumberType」>
遺伝子情報、生活環境、日々の行動が睡眠にどのような影響があるかを分析するサービス。
分析後は専用アプリ「SlumberType」を使い、睡眠を改善するアドバイスを受けることができ、その後の経過を「SlumberType」でモニタリングしていく。
「SlumberType」とDNAキット(計94.99ドル)にてサービスを受けることができる。
 
 
<Sleep Number「Sleep Number 360」>
睡眠の質を改善するスマートベッド。
睡眠中の動きに合わせ、ベッドの体勢をより睡眠を深めるよう調整してくれる。睡眠時の不規則な呼吸や鼓動のパターンを検出し、インフルエンザの特定ができたり、個人データを医師と共有し関連付けることによって病院外の患者の監視、医療処置後の患者を監視することなどができる。
価格は699.99ドルから。
 
 
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「Sleep Tech」の傾向
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モバイルヘルスがはじまったとされる2008年ごろから、睡眠にアプローチした製品やサービスは多数登場しました。しかし、そのほとんどが睡眠の状態を見るに留まり、改善策は提示されてきませんでした。ここ数年でチェックまでの製品はかなり淘汰されてきたように思われます。
 
今回の「Sleep Tech」ゾーンで紹介されたアイテムは、どれも睡眠改善(ソリューション)を軸にしたものでした。睡眠に関連する製品サービスも、やっと本来あるべき姿になってきたと言えます。
 
それぞれ異なるアプローチをしていますので、気になる製品サービスは、ぜひチェックしてみてください。
 
 
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CES 2018 ヘルスケア・アイテム
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以下がヘルスケアに関連する製品、サービスのリストになります。
気になるものは検索してみてください。
(表記:メーカー名「製品名」 ※順不同)
 
 1)Motorola「Moto Mods」
 2)Omron Healthcare「HEARTGUIDE」
 3)Omron Healthcare「Omron Avail」
 4)No new folk studio「ORPHE TRACK」
 5)MOTIV「Motiv Ring」
 
 6)L’Oreal「UV Sense」
 7)Nokia 「Nokia Sleep」
 8)Philips 「SmartSleep」
 9)Emfit「NGmatt 2.0」
10)Somnox 「Somnox sleep robot」
 
11)EarlySense 「precept」
12)MySteryVibe 「crescendo」
13)Fizimed 「EMY」
14)bewell connect+ 「My PeriTens」
15)Willow 「willow」
 
16)Airthing「Airthing Wave Plus」
17)MobileHelp「MobileHelp」
18)Orcam「MyEve 2.0」
19)E-Vone「THE SMART SHOE WITH FALLING ALERT SYSTEM」
20)Under Armor「Hovr Phantoms」
 
21)「Under Armor Hovr Sonics」
22)Scoshe「Rhythm24」
23)Reflexion「Edge」
24)Pelotpn「Peloton Tread」
25)Rhythm「Dreem」
 
26)Exploragen「SlumberType」
27)Sleep Number「Sleep Number 360」
28)CareOS「The first smart Health & Beauty hub for the bathroom」
29)Kkibree「Magik」
30)Theraclion「Echopulse」
 
31)Sensoria Health & Optima Molliter「Motus Smart」
32)Medically Home Group「Cesia Continuum」
33)Prevent Biometrics「Prevent Biometrics」
34)Healbe「GoBe2」
35)Cardiomo「Cardiomo」
 
36)Bewell「MyPeriTens」
37)Aflac「duck」
38)@-Health「CardioNexion」
39)LifeFuels「FuelPod」
40)NeoFect「Rapael」
 
41)Swim.com & Spire Health Tag「slim Health Tag wearable (商品名不明)」
42)iHome「Zenergy」
43)Olea「OSN Quadcorder」
44)Valencell「Benchmark 4.0」
 
 
<参考記事>
 
CES 2018:デジタルヘルス製品のランニングリスト
http://mhealthwatch.jp/global/news20180118-2
 
CES 2018:IFTTT連携の睡眠センサー『Nokia Sleep』発表
http://mhealthwatch.jp/global/news20180119
 
CES 2018:Philipsによる世界発「臨床試験で実証」された睡眠改善プロダクト『SmartSleep』
http://mhealthwatch.jp/global/news20180119-2
 
CES 2018:退屈なリハビリをゲームに変える未来のペグボード『RAPAEL』
http://mhealthwatch.jp/global/news20180125
 
 
 
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【2】健康ビジネスの現場で使えるキーワード
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≫≫≫「自分事とコストパフォーマンス」
 
顧客は提供されるサービスやプロダクトが自分事になってはじめてコストパフォーマンス判断をする。
 
 
 
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【3】今週の注目デジクリップ! <10クリップ>
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[1]富士通総研、オピニオン「デジタルヘルス時代における大企業とスタートアップの関係性」
http://www.fujitsu.com/jp/group/fri/column/opinion/2018/2018-1-5.html
オープンイノベーション、デジタルトランスフォーメーションというキーワードがビジネストレンドとなった今、先端技術やICTを活用しつつ様々なステークホルダーと共創しながら新しい価値を作り上げる取組みは、通信業や製造業だけでなくヘルスケアの領域にも広がってきている。(2018/01/30)
 
[2]ユアドク、訪日外国人の医療相談プラットフォーム「UrDoc(ユアドク)」実証実験スタート【DPF】
https://www.ur-doc.com/dl/press180131.pdf
https://www.ur-doc.com/
UrDocは、日本を訪れた外国人が体調不良になった際、スマートフォンアプリを通じて英語等の外国語で現役の医師に相談できるサービス。2018年春には、iOS/Androidアプリを正式リリース予定。(2018/01/31)
 
[3]ニッセイ基礎研究所、コラム:健康経営の基本構造
http://www.nli-research.co.jp/report/detail/id=57777?site=nli
健康経営によって解決すべき経営課題、集団の特性やその健康上の課題は、会社によって異なるため、他社でうまくいっている取組みが自社で通用するとも限らない。自社の「この経営課題」「この集団」「この健康課題」「この目指す姿」から固有の最適解を試行錯誤しながら導き出すほかない。(2018/01/31)
 
[4]シーエーシー、感情認識AIを用いた動画分析サービス「心sensor」の提供を開始
http://www.cac.co.jp/news/topics_180201.html
心sensorは、利用者が用意した動画に映る人物の表情を感情認識AIで解析し、動画から読み取れる人物の感情を数値データとして出力。企業などの利用者は、各種リサーチや顧客満足度調査等に手持ちの動画データを課題解決のための新しいソリューションとして活用することができる。(2018/02/01)
 
[5]CUVEYES、企業が個人のスポンサーに。健康生活を応援するアプリ「SPOBY」配信
https://spoby.jp/news/20180201_press.html
日常生活の中でスマートフォンを持って行動するだけで歩行記録が貯まり、様々な企業のスポンサーシップを獲得することができる。キットカット、ヘルシア、東急電鉄、JINS、ティップネスなど大手の企業やブランドがスポンサー。(2018/02/01)
 
[6]早稲田大学、タンパク質やアミノ酸の食事が末梢臓器の体内時計を同調させる
https://www.waseda.jp/top/news/57000
体内時計の食事による同調において新規なメカニズムを発見。肥満防止や糖尿病治療への貢献に期待。(2018/02/02)
 
[7]三井住友海上、東京商工会議所と「東京都職域健康促進サポート事業」に関する協定を締結【PDF】
http://www.ms-ins.com/news/fy2017/pdf/0206_1.pdf
http://www.ms-ins.com/
東商が東京都から受託して取り組む「東京都職域健康促進サポート事業」に連携・協力していくことで、東京都が推進する都内中小企業の職場における健康づくり、がん対策、肝炎対策、感染症対策の普及・啓発を図る。(2018/02/06)
 
[8]Fitbit、フィットネスアプリ『Fitbit Coach』がXboxにも登場!
http://mhealthwatch.jp/global/news20180201
今回Xbox向けにリリースされたアプリを使えば、Xboxを通してテレビに映る動画を見ながらトレーニングを行うことができるようになる。(2018/02/01)
 
[9]Appleはユーザーのすべての医療記録をHealthアプリに収めたい…協力医療機関とベータテスト中
http://mhealthwatch.jp/global/news20180131-2
Appleは、iOS 11.3における健康への新しい取り組みを発表。HealthアプリのHealth Recordsという新しい部分に、ユーザーは自分の医療記録をすべて集めて見ることができる。(2018/01/31)
 
[10]Amazon、JPMorgan Chaseらとヘルスケア会社を設立
http://mhealthwatch.jp/global/news20180208
Amazonは、Berkshire Hathawayを率いるWarren Buffet氏と、JPMorgan Chase銀行と協力し、ユーザーの満足度向上と費用削減を目指す独立した非営利のヘルスケア会社を設立することを発表。(2018/02/08)
 




 
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