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2018.12.11号 [モバイルヘルス&アプリ動向編]2018年後半、再チェックしたいモバイルヘルス「注目ニュース」

健康ビジネス問題解決サポートメディアHealthBizWatch
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[モバイルヘルス&アプリ動向編]2018年12月11日号
   ≫≫≫Author:渡辺 武友
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モバイルヘルス担当の渡辺武友です。
 
今年最後のモバイルヘルス&アプリ動向編は、モバイルヘルス専門ニュースサイトmHealth Watchに掲載した今年後半の「注目ニュース」の中から、改めてチェックしておきたい記事をご紹介します!
 
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【1】特集:モバイルヘルス&アプリ動向編
---2018年後半、再チェックしたいモバイルヘルス「注目ニュース」
 
【2】健康ビジネスの現場で使えるキーワード
---「イマドキ好まれるマーケティング4F」
 
【3】今週の注目デジクリップ!
---国内 調査結果報告、海外 Walgreensの動向など、6本
 
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【1】特集:モバイルヘルス&アプリ動向編
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<テーマ>
2018年後半、再チェックしたいモバイルヘルス「注目ニュース」
 
 
mHealth Watchには、毎週1回月曜に編集者が解説する「注目ニュース」を掲載しています。
今年後半となる7月以降、22本掲載してきました。
 
「注目ニュース」では、
 
今までにない価値は?
継続利用につながるポイントは?
マネタイズポイントは?
 
など、ビジネスに役立つ視点で解説するようにしています。
 
今回、注目したいテーマとして<テクノロジーのアレンジ>です。
 
なかなか新しいヘルステックが生まれにくくなってきている中、既存のテクノロジーを活かして新たな価値を生み出すものや、新しいテクノロジーをヘルスケアとして活かしている製品・サービスをピックアップします。
 
 
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テクノロジーのアレンジ:事例1
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「血糖トレンド」把握の時代へ(10月1日掲載)
http://mhealthwatch.jp/japan/news20181001
 
糖尿病患者にとって、定期的な血糖値測定は現状把握や医療方針の決定に必要な行動となります。経過を見たい医師としては、できれば1日複数回の測定をしてほしいところでしょう。
しかし、日々の血糖値計測は患者の負担にもなり、痛みを伴うときや忙しいときなど、計測を忘れてしまうことがあり、1日1回でも大変なのに複数回となると、なかなか取り組めないのが実態です。
そこでアボット ジャパンは、手軽に連続測定できる「FreeStyle リブレ」を発売しました。
 
 
・フラッシュグルコースモニタリングシステム「FreeStyle リブレ」
 
「FreeStyle リブレ」は、センサーを腕に装着しておくだけで14日間血糖値を自動測定してくれます(1分ごとに測定し15分毎に記録)。
専用リーダーでセンサーをスキャンすると、血糖値トレンドを確認できます。
患者は食前、食後、睡眠時など、どのようなタイミングで変化しているのか確認でき、医師と共有することで適切な治療を受けることができるようになります。
 
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テクノロジーのアレンジ:事例2
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健康管理のための音声アプリ・スタートアップ(8月20日掲載)
http://mhealthwatch.jp/global/news20180820
 
米国では音声を活用した「ヘルスボイステック」が急速に増加しています。記事では、合計で37ものスタートアップが紹介されています。
分類としては「高齢者向け」「医療従事者向け」に分けられます。それぞれの特長をまとめます。
 
 
・高齢者向けヘルスボイステック
 
家に閉じ籠もりがちな高齢者は、人とのコミュニケーションが少なくなり、認知症のほか多くのリスク要因となります。
わざわざ電話をするのではなく、健康的な習慣を身につけられるよう、スマートスピーカーなどから声がけを行い、適切なタイミングで家族や介護者などにつないで、日頃から自然にコミュニケーションが発生するように仕向けます。
(Cuida Health社、ElliQ社、LifePod社等)
 
 
・医師向けのヘルスボイステック
 
EHRの標準化により、以前よりも医師による入力作業が増え、多くの時間をロスしています。その入力作業をヘルスボイステックで支援するサービスが登場してきました。
医師がメモしたいことを吹き込むだけでなく、医師と患者の対話から、必要な情報として整理し、EHRに統合してくれるようなサービスが提供されています。
(Merit.ai社、Praktice.ai社、Syllable社等)
 
 
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テクノロジーのアレンジ:事例3
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AIが健康を促進するために使用されている5つのユニークな方法(11月19日掲載)
http://mhealthwatch.jp/global/news20181118
 
この記事ではAIを活用したヘルステックが複数紹介されました。
事例2ではヘルスボイステックを紹介しましたが、バックグラウンドで活動しているのはAIです。
ユーザーとのコミュニケーション、データの適切な記録などAIが貢献しています。
ヘルスボイステックの紹介に登場しなかった、3分類を見ていきます。
 
 
・メンタルヘルス×AI
 
メンタルヘルスで用いられる認知行動療法をAIによって提供します。Webot社は、スマホアプリのメッセンジャーでコミュニケーションします。
 
 
・ウーマンズヘルス×AI
 
不妊治療や月経サイクルの予測にAIを活用しています。Flo Health社は、月経と排卵に、健康状態、今の気分なども組み合わせた予測を提供しています。
 
 
・SNS×AI
 
一般的に利用されるSNSでのコメントをAIで解析することで、自殺リスクのある人を見つけ出すことをAdvanced Symbolics社が開発しカナダ政府と連携しました。
 
 
今年後半の注目ニュースから、<テクノロジーのアレンジ>として3つの記事を紹介しました。
 
1つ目のアボット ジャパンは、患者が自分で行う血糖値計測を自動化する、既存技術をアレンジして利便性を高めています。
 
2つ目のヘルスボイステックとAIは密接に関わっています。声によるコミュニケーションを自然なものにしていく、ユーザーの成長や体調に合わせ提供内容を変えていくためには、AIの活用は外せません。
どちらも新しいテクノロジーをヘルスケアで活用したものです。
 
今回紹介した以外にも<テクノロジーのアレンジ>はいくつも見られました。
mHealth Watchには過去の注目ニュースも掲載されていますので、チェックしてみてください。
 
来年も引き続き、mHealth Watchにご期待ください!
 
 
 
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【2】健康ビジネスの現場で使えるキーワード
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≫≫≫「イマドキ好まれるマーケティング4F」
 
最近好まれているマーケティングファクター4Fはフレンズ、ファミリー、フェイスブック、ツイッターのフォロー!!
 
 
 
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【3】今週の注目デジクリップ! <6クリップ>
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[1]日本薬剤師会、「健康サポートと薬剤師に関する意識調査」を実施【PDF】
https://www.nichiyaku.or.jp/assets/uploads/pr-activity/PressRelease_20181129.pdf
https://www.nichiyaku.or.jp/
全国の20歳-79歳の男女を対象に調査。「健康サポート薬局」を知らない人は92%、認知率が高いエリアは「近畿」。「健康サポート薬局」を使いたい人は51%、など。(2018/11/29)
 
[2]マクロミル、HoNote:スマートウォッチ「健康管理系機能」のイメージ強い?時計に関する意識調査
https://honote.macromill.com/report/20181129/
スマートウォッチの認知率は90%。“健康管理系”の機能イメージが強い。購入理由は、1位「スマホ連携」、2位「健康管理」、3位「スマホの取り出し頻度の減少」など。(2018/11/29)
 
[3]ニッセイ基礎研究所、健康・医療データ利活用に向け、オランダの先進事例から学ぶものー次世代ヘルスケア・システム成功の鍵を考えるー
https://www.nli-research.co.jp/report/detail/id=60253&pno=1?site=nli
健康・医療分野においてもデータ活用は重要で、そのインフラとなる情報基盤の整備が進められている。本稿では、日本での取組みを概観した上で、オランダでの同様の取組みについて述べ、日本への示唆を探る。(2018/12/03)
 
[4]日経BP社、日経デジタルヘルス年鑑2019
https://tech.nikkeibp.co.jp/dm/atcl/store/15/359446/092700021/?n_cid=nbpnxt_mled_ndh
医療・健康・介護分野の新産業創出、新事業展開のためのバイブル。ベンチャー/スタートアップ総覧は、113社を掲載。2018年12月14日発行予定。
 
[5]Walgreens、市場をシフトさせるためパートナーシップとしてHumanaを選択へ
http://mhealthwatch.jp/global/news20181129-2
このヘルスケアの巨人が正式なパートナーシップで前進するならば、CVS & AetnaやCigna & Express Scriptsらと競合することになる。(2018/11/29)
 
[6]『mHealth Watch』注目ニュース:『あすけん』、2018年もっとも食べられた市販食品ランキングを発表
http://mhealthwatch.jp/japan/news20181210
ダイエットアプリではトップクラスの利用者を誇る『あすけん』。今回のニュースのように、利用者から集まるデータを別の切り口で集計したり分析して、価値有るデータとして発表までしているところは少ないです。(2018/12/10)
 
 
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