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2018.07.31号 [健康サービス・デザイン編]コラボレーションの可能性

健康ビジネス問題解決サポートメディアHealthBizWatch
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[健康サービス・デザイン編]2018年7月31日号
   ≫≫≫Author:大川 耕平
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HealthBizWatch Authorの大川耕平です。
 
酷暑が続きますがいかがお過ごしですか?
こんな時こそ、ぬるめのお湯にゆっくり入浴が深い眠りにいいそうですよ!
 
今回はコラボレーションについて考えてみました。
ぜひ、ご意見くださいね!
 
 
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【1】特集:健康サービス・デザイン編
---「コラボレーションの可能性」
 
【2】健康ビジネスの現場で使えるキーワード
---「過去経験に与える意味」
 
【3】今週の注目デジクリップ!
---国内 睡眠負債、ウェアラブルデバイス動向など、14本
 
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【1】特集:健康サービス・デザイン編
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<テーマ>コラボレーションの可能性
 
 
ヘルスケア&ウェルネスサービス事業者にとって、自社提供価値をきちんと支持してくれる顧客との関係性を深め、広げていくマーケティングがどうあるべきか?日夜悩み、試行錯誤を繰り返していると思います。
 
本来、コラボレーションはヘルスケア&ウェルネス事業にとって、もっともっと仕掛けても良さそうな気もしますが、まだ成功事例をあまり聞くことはありません。今回はその課題と可能性について考えていきます。
 
 
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1.コラボ魅力事例「午後の紅茶×Pocky」
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複数ブランドがコラボレーションでマーケティング展開するその成功事例として「午後の紅茶(キリン)×Pocky(グリコ)」は魅力的です。
https://www.kirin.co.jp/company/news/2018/0118_05.html
 
2つのブランドがお互いの魅力を発揮しつつ顧客に向かって新たな楽しみ方を提案しているのが、このキリンとグリコのコラボプロジェクトです。
 
今年の第4弾は、バナナ風味のチョコレートポッキーとカシス風味とアサイーエキスを加えたヨーグルト風味の紅茶と一緒に食べるとまるでハワイで食べる「アサイーボウル」のような味わが楽しめる!というものです。
 
※第1弾「アップルパイ」第2弾「レアチーズケーキ」第3弾「ショートケーキ」
 
どちらのブランドもターゲットが20-30代女性であり、「Happiness」というブランドのスローガンも同じで、プロジェクトメンバーも同年代の女性で推進され、顧客に近い目線で様々なアイデア開発を揉み磨きリリースにつなげています。
 
 
<成功ポイント>
 
・顧客同世代視線ならではのアイデア
・お互いの文化のリスペクト
・連続ブランドコラボへの期待感
 
※もっと重要ポイントはあると思いますが、「ブランドのコラボが何をもたらすかー午後の紅茶×ポッキーが4年続く理由」に詳しく解説されていますのでご興味ある方はぜひ!
https://www.amazon.co.jp/dp/B07B2QB678/ref=dp-kindle-redirect?_encoding=UTF8&btkr=1
 
 
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2.なぜコラボできないか?
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実は、ヘルスケア&ウェルネス事業でもコラボ的な取り組みは行われています。でも、みるべき成果に至っていない現実があります。
これはこの事業領域のプレイヤー企業のカルチャーに、まだブレイク因子が少ないからだと僕は考えています。
 
<あまりよろしくない現状パターン>
 
・お互いのネームバリューの掛け合わせに期待するも相互制約(内向き)によるブレイクポイントが作れない
・どちらかにおんぶに抱っこ状態
・半々の役割分担でやってみるものの、そこに拡散できる新たな価値不在
・期間限定による時間・コミュニケーション・理解不足
 
ヘルスケア&ウェルネス事業者が今後のIoT時代にスタンダード化するであろう新しいビジネスルール・価値観を体内細胞化できていない現状がコラボレーション・マーケティングをものにしていくための課題そのものだと思います。
 
 
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3.コラボレーション・マーケティングへのアプローチ
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多くのヘルスケア&ウェルネス事業者は「自社は絶対正しい!」文化を持っています。これはこれでいいのですが、コラボレーションに取り組むとき起こっているパターンがあります。
 
・お互い正しさを議論してどっちがいい悪い強い大きいを決めてしまう
→議論的
・自社は正しいが絶対で、あまり相手の文化に踏み込まない
→会話的
 
キリン×グリコ事例は、実は対話的にプロジェクト推進しているところが最大の成功ポイントなんだと思います。
 
コラボプロジェクトは、コストシェアすることでの経費減少や顧客シェアも魅力の一つではあるのですが、実はそこに本質はありません。
お互いの文化背景を理解し、リスペクトした上での化学反応(1社ではできなかった新たな価値)が本来的なゴールであり、そこには追求姿勢を続ける限り終わりはありません。
 
あらゆるヘルスケア&ウェルネス事業プレイヤーがコラボ対象として今後魅力的と僕が感じているのはサブスクリプション系デリバリーモデルです。
 
ヘルスケア&ウェルネス事業領域でのコラボレーション・マーケティングについてブレストやりませんか?
 
お声掛けください!!
 
 
●問い合わせ
https://hbw.heteml.jp/healthbizwatch.com/inq/inq.html
 
 
 
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【2】健康ビジネスの現場で使えるキーワード
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≫≫≫「過去経験に与える意味」
 
してしまった経験そのものを変えることはできないが、どう受け入れ定義するかによってその意味は変えることはできる。ネガをポジに、さらにチャンスに!
 
 
 
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【3】今週の注目デジクリップ! <14クリップ>
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[1]Somnus、SNS睡眠アプリ「Somnus」に睡眠負債バロメーター機能登場
http://somnus.jp/somnus/2018/07/05/news00008/
睡眠負債バロメーターでは、日々の記録した睡眠時間をもとに、どのくらいの負債(不足時間)が溜まっているかを可視化することができる。(2018/07/05)
 
[2]養命酒製造、東京で働くビジネスパーソンの疲れの実態に関する調査2018【PDF】
https://www.yomeishu.co.jp/health/survey/pdf/20180718_tsukare_tokyobizperson.pdf
https://www.yomeishu.co.jp/
東京都で働く20-59歳のビジネスパーソンに、現在の“疲れ”の状態について聞いた。猛暑本格化、東京で働くビジネスパーソンの8割が疲労を実感。ビジネスウーマンが感じている不調では「疲れやすい体質になった」が最多で2人に1人。(2018/07/18)
 
[3]KDDI、「スマホdeドック」平成30年度事業に全国57市区町村を含む80団体が参加予定
http://news.kddi.com/kddi/corporate/newsrelease/2018/07/18/3270.html
「スマホdeドック」は、時間の制約により健康診断を受診することが難しい人でも、専用の在宅検査キットを活用することにより、気軽に素早く健康チェックを行うことができるサービス。(2018/07/18)
 
[4]アシックス、フィットネス・トラッキング・アプリ「ASICS Runkeeper」がソフトバンク社の「パーソナルカラダサポート」と連携
https://corp.asics.com/jp/press/article/2018-07-18
今回の機能連携は「パーソナルカラダサポート」のリニューアルにあたり実施するもの。リニューアルされた「パーソナルカラダサポート」アプリ内で「ASICS Runkeeper」とのアカウント連携を行うことで「ASICS Runkeeper」を活用して得られた運動情報記録を閲覧することができる。(2018/07/18)
 
[5]会員数220万人の食事管理アプリ「あすけん」とソフトバンク「パーソナルカラダサポート」(健康管理アプリ)が連携(@Pressより)
https://www.atpress.ne.jp/news/161484
「パーソナルカラダサポート」では、摂取カロリーと消費カロリーの双方を記録できる。「あすけん」に入力された食事記録に基づく摂取カロリーデータは「パーソナルカラダサポート」へ自動的にアップロードされ、より正確なカロリー管理ができるようになる。(2018/07/18)
 
[6]ジイズスタッフ、健康経営ソリューション「HPMスコア診断サービス」リリース
http://www.gstf.jp/news/news_20180719-01.html
HPMスコア診断サービスは、企業が取り組んでいる「健康経営」の成果を定量的に評価する指標として、主に働き方改革と共に健康経営を積極的に推進している企業向けに提供する。(2018/07/19)
 
[7]花王、健康経営に取り組む花王のノウハウを紹介する「KaoみんなのGENKIプロジェクト」にて「GENKIの決め手、“内臓脂肪”」情報公開
https://www.kao.com/jp/corporate/news/2018/20180723-004/
今回のポイントは、自分のカラダについた内臓脂肪の蓄積量を“測る”ことによって“見える化”すること。同社は、測ることから始める健康づくりの取り組みとして、内臓脂肪を簡単、正確に測ることができる内臓脂肪計測技術を大阪大学医学部との共同研究により開発している。(2018/07/23)
 
[8]サン・クロレラ、新サービス「oneness(R)(ワンネス)」を開始
https://www.sunchlorella.co.jp/news/company_news/4479
oneness(R)では、クロレラの飲用で体調を整えるだけでなく、「飲用サポート(飲み忘れ防止機能)」「見守り」「認知機能活性化トレーニング機能」などのサービスが受けられる。(2018/07/23)
 
[9]サントリー食品インターナショナル、「サントリー 南アルプス PEAKER ビターエナジー」新発売
https://www.suntory.co.jp/softdrink/news/pr/article/sbf0716.html?fromid=top
スノーピークとの共同開発商品第4弾。自然が育んだ素材と、苦味・強炭酸の刺激に着目して生まれたエナジードリンク。カフェイン量は、従来のエナジードリンクよりも少ない1本あたり45mg。525mlの緑茶飲料1本分とほぼ同等量。(2018/07/23)
 
[10]損保ジャパン日本興亜ひまわり生命保険、家事代行「CaSy」×栄養検査サービス「VitaNote」とのコラボ新企画がスタート!【PDF】
http://www.himawari-life.co.jp/~/media/himawari/files/company/news/2018/a-01-2018-07-23.pdf
http://www.himawari-life.co.jp/
パートナーシップ企業であるユカシカド、CaSyと連携し、ダイエットアプリ「リンククロス レコ」を活用した新サービスを展開。栄養の過不足検査、最適な食事メニューの提案、など。(2018/07/23)
 
[11]東京商工会議所、「健康経営ハンドブック2018」を発行
https://www.tokyo-cci.or.jp/page.jsp?id=1004590
主な内容は、日本健康会議の「健康経営優良法人2018」に認定された中小企業5社における健康経営の実践事例や、全国各地の行政や金融機関に広がる健康経営に取り組む企業へのインセンティブ情報などをまとめて紹介。(2018/07/24)
 
[12]日本生産性本部、レジャー白書2018ー余暇市場69兆9,310億円、前年比0.2%増
https://activity.jpc-net.jp/detail/srv/activity001540.html
同白書は、余暇活動調査等をもとに、わが国における余暇の実態を需給双方の視点から総合的・時系列的に分析・記録している唯一のもので、1977年の創刊以来通算42号目になる。
 
[13]“集中”をビジュアル化するハイテクウェアラブルデバイス『FOCI』
http://mhealthwatch.jp/global/news20180719
イギリスの企業が開発した、集中レベルを可視化するウェアラブルデバイス。クリップ型のコンパクトなデザインで、ウエスト部に挟んで装着する。意識状態と密接に関わる呼吸パターンから、集中やリラックス、ストレスや疲労などを計測する。(2018/07/19)
 
[14]mHealthWatch注目ニュース:介護や救助をサポートする電動リクライニングチェア『Raizer』
http://mhealthwatch.jp/global/news20180730
高齢者や介護者向けに製品開発をするデンマークのLIFTUP A/S社が、新たに救護用電動リクライニングチェア「Raizer」を発表。このようなツールは、高齢者住宅、施設に限らず、災害時などにも役立つのではないでしょうか。(2018/07/30)
 
 
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