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●海外健康サイトビジネスモデル事例 【wellmed.com】
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インターネット上での健康管理などのプログラム(質問に答えるといろ
いろなアドバイスをサイト上で得ることができる)を開発し、健康関連の
ウェブサイトを中心にそのプログラムのライセンス販売をしているWellMed,
Inc.は、6歳以下の子を持つ親を対象とした健康管理プログラムを新しく
開発した。今後も性別、年齢、ライスステージごとの健康テーマに合わせ
たプログラムを開発する予定。インターネット上での健康管理などのプロ
グラムを開発し、そのライセンスフィーを収入源とするビジネスモデルは
米国で進んでいます。
http://www.wellmed.com/wellmed/newsandevents/pr_childman.html


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【サイトの基本概要】
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サイトの基本概要は以下のとおりです。

■サイト名:wellmed.com
■サイトアドレス:
http://www.wellmed.com/
■ビジネス対象タイプ:B-B
■運営企業:WellMed, Inc
■設立:1993年
■収益源:コンテンツライセンスフィー


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【ビジネスモデル紹介】
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WellMedは健康関連の大手ウェブサイト(BabyCenter、iVillage、
allHealth.com 、more.com 、OnHealth 、PlanetRx 、Sickbay.com など
約30社)、企業内での健康管理(3Com、3M、GE Power Systems 、
General Mills など約8社)、約45の健康関連の財団にWellMedの専門家が
開発した「Personal Health Manager(パーソナル健康管理ツール)」の
ライセンスを販売しています。

 Personal Health Managerは大きく以下の3つに分かれます。
■ WellQuotient(個人または組織の現在、将来の健康状態のスコア化する。
主な質問項目は過去の病歴、家族の健康状態、個人のライフスタイルなどが
用意されている。また、ダイエット、糖尿病、心臓病、アレルギーなどの
各種健康テーマごとの質問も追加することができる)
■ WellTIPS(個人のライフスタイル改善プログラム。健康テーマごとにも
分かれる)
■ WellRecord(個人の健康記録システム)


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【日本での同ビジネスモデルの可能性】
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■ このビジネスモデルのポイントは高度で専門性の高い(理論に裏付けら
れた)プログラム開発にあります。従って、健康テーマごとにその分野の
専門家をいかにおさえるかが重要になります。
■ 日本でも個々人に対して健康管理を行い、予防していくツールは必要と
されていますが、これらのプログラム開発は遅れているのが現状です。
今後ツールの開発内容次第では日本でもこのビジネスモデルの可能性は
大きいと言えます。ただし、日本人とアメリカ人では生活環境やライフ
スタイルが違うので海外版をそのまま日本語化する場合は注意が必要です。
■ wellmed.comのプログラムがライセンスされ、いろいろなサイトで使わ
れるとサイト運営側にとって差別化コンテンツとなりにくくなります。
ライセンスを受ける場合には独占的な契約を行ったり自社コンテンツ
との組み合わせにより差別化を行う必要があります。
■ 健康関連コンテンツのライセンス販売という視点でみると、健康管理
プログラムの他にも、例えば商品サービスなどの比較情報コンテンツなど
をライセンス販売するビジネスモデルもおもしろいと思います。
■ wellmed.comのようなサイトが増えれば、ライセンスがほしいサイト
とライセンスを売りたいサイトがマッチングできるようなサイトが今後
現れてもおかしくないでしょう。

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