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 【海外ユニーク事例編】食品選択の指標
       「スマートナウ、ウエイトウォッチャーズ」

      ー 健康食指標、ダイエット食指標 ー

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健康づくりにおける食生活の重要性を改めて言う必要はありませんが、
特に「ダイエット」では食生活はその中心要素となります。

食生活において、

・何を食べるとよいか?
・どんな基準で選べばよいか?

という悩みはつきません。

企業側から見ると、食品の選択基準(指標)をうまく提案できれば、
ビジネスチャンスが広がる可能性があります。

そこで今回は、食品選択の基準となる「指標」にフォーカスし、
以下の2つの指標を紹介します。


●スマートナウ社の健康食指標

●ウエイトウォッチャーズ社のダイエット食指標(ポイントシステム)



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健康食指標:スマートナウ社
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まず最初に、健康食指標を提案しているスマートナウ社です。

健康食指は、塩分、脂肪、糖分、食物繊維の量から算出され、
3段階表示されます。どの程度からだに良いかの指標です。


■運営企業情報
・企業名:SmartNow
http://www.smartnow.com/default/index.php
・設立:2007年
・売上:非公開
・事業内容:専門的な医療、健康コンテンツ、ソリューションの提供


■指標の提案
Shophealthy(スーパー・小売店での食品選択に役立つ情報をモバイルで提供
するサービス)の中で健康食指標を提案している。

※Shophealthy
小売店/スーパーで販売されている10万以上の食料品のレビュー、評価、
さらに専門家の栄養アドバイスを含めた情報を提供するモバイル
アプリケーション

■健康食指標
健康づくり全般に適しているか(体に良いか)を基準にした評価がわかる
「健康食指標」として、3段階(りんごマークの数)で食品を評価している。

算出に使う栄養素は

・塩分量
・飽和脂肪酸を含む脂肪量
・総脂肪量
・糖分量
・食物繊維の成分量

です。


http://itunes.apple.com/us/app/shop-healthy/id358461737?mt=8#


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ダイエット食指標:ウエイトウォッチャーズ社
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次に、ダイエット食指標を提案するウエイトウォッチャーズ社です。

ダイエット食指標は、カロリー、脂質、炭水化物、食物繊維の量
から独自に算出され、ポイント換算されます。


■運営企業情報
・企業名:Weight Watchers International, Inc
・設立:1963年
・売上:約1,398億円(2009年)
・事業内容:ダイエットセンターの運営

■指標の提案
ダイエットセンターで指導するポイントプログラムという、ダイエット法の中
で提案されている。

■ダイエット食指標
食品の栄養のうち、

・エネルギー(カロリー)
・脂質
・食物繊維

の3つの数値をもとにして独自の計算式で換算し、ポイント換算したもの。

自分の体重に応じて1日の摂取ポイント(68キロ以下20ポイントから
159キロ以上34ポイント)が設定されていて、ポイント数に応じた食生活
を実践する。

http://www.healthyweightforum.org/eng/articles/weight_watchers_points/

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今回紹介した2つの指標の使われ方
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2つの指標の使われ方を、実際の食品選択の場(小売店での売り場)で
イメージすると下記のようになります。


●スマートナウ社:健康食指標

自分が買おうとしている食品(フルーツ、野菜、パン、ドリンクなど)の
中で、複数のメーカーの良く似た食品があり、どちらを選ぶか迷う

スマートナウのアイフォンアプリを利用して、複数メーカーの食品を
「健康食」観点で評価した結果(どちらが体に良いか)を見る

その指標を参考に自分で食品を選択する


●ウエイトウォッチャーズ社:ダイエット指標

前提として自分の1日のポイント数を理解しておく

自分が食べたい食品(買い物カゴに入れたもの)をすべて
ウエイトウォッチャーズモバイル(アイフォンアプリ)に入力し、
合計ポイント数を調べる

自分が設定しているポイントをオーバーしていないか確認する

自分のポイント内に合う食品を探し、その食品を選択する



スマートナウは単品食品間の比較選択、ウエイトウォッチャーズは、
総量ポイント内での食品の比較選択で使われていると予想します。


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スポルツの視点
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■今回は食品選択の指標、その中でも「健康食指標」「ダイエット食指標」
という2つを紹介しました。

■スマートフォンをはじめモバイル環境が整い、食品選択の場(店舗)で自分
に合った食品を選ぶという行動がしやすくなってきました。今後、指標が使わ
れる場面が増えることが予想されます。

■本来人それぞれ健康状態(必要とする栄養素)は違います。細かく言えば、
同じ食品を評価するにしても、ある人にとっては高得点でも、別の人にとって
は低得点であることもありえます。今後は、同じ食品であっても対象とする人
によって評価が変わっていく、そのような考え方が必要になるかもしれません。


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