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海外ユニーク事例編:「ナレッジパートナーモデル」Sharecare(シェアケア)

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こんにちは。スポルツの脇本和洋です。

今回は、今年の本メルマガの注目切り口である

「Share(シェア)」

の考え方を含み
ユニークなビジネスモデルで展開している、


・Sharecare(シェアケア)

というサイトを紹介します。


このサイトの特徴は、

・一つの質問に対する専門家、企業からの複数の回答を無料で見ることが
 できる点

・「ナレッジパートナーモデル」という新しい収益モデルをとっている点

です。



●今回は動画による簡易解説をつけてみました。
 ぜひご覧ください。

http://www.youtube.com/watch?v=-1a5yq1SP70


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注目事例:Sharecare(シェアケア)
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■企業名:Sharecare Inc.
http://www.sharecare.com/

■設立:2010年

■開設者
・Jeff Arnold氏(WebMDの創設者でもある起業家)
・Dr. Mehmet Oz(リアルエイジの創業にも関わりテレビ番組でも有名な医師)

■サイト概要:健康情報ソーシャルQ&Aプラットフォーム

質問したいキーワードを入力すると、それに関連した健康医療分野の専門家
や企業から寄せられた回答を見ることができる。


■サイトの使い方:

1.サイトに登録する(無料)


2.質問したいことのキーワードを入力する

例:「Emotional eating」と入力すると、「エモーショナル・イーティングを
 克服するには?」「エモーショナル・イーティングとは」などの質問候補が
 出てくる。その中から適宜自分の知りたいことを選ぶ。


3.選択した質問に対する回答を見る

例:「エモーショナル・イーティングを克服するには?」を選ぶと、専門家2名
 から、角度の違うアドバイスが掲載されており、参考にできる。

 回答は、健康医療専門家だけでなく、ナレッジパートナー企業(ウエイト
 ウォッチャーズ、DOVE、Colgateなど)が答えた「複数の回答」を比較する
 ことで知見が広がる点が特徴となる。


■みどころ:「ナレッジパートナー企業」からの収益

ナレッジパートナー企業のメリットとしては、少なくとも以下の2点があり
ます。

1)回答という形でサイトに加わることで、一般的なバナー広告よりユーザー
  の印象に残る(身近に感じてもらうことができる)
 (もちろん回答の中で自社製品について含めることもできる)


2)回答を積極的にすることにより、口コミによりファンを作ることができる

例)ウエイトウォッチャーズでは、シェアケアサイト内に110万人のお友達を
 もつ。ウエイトウォッチャーズの現在のフェイスブックの「いいね!」が
 約97万人ということを考えても、シェアケアサイトによる集客の多さが
 わかる

http://www.sharecare.com/group/weight-watchers



シェアケアは、企業にこうしたメリットを提供することと引き換えに、
参画料を収益としています。


■動画による簡易解説

サイトの使い方と見どころを動画で解説してみました。
是非ご覧ください。

http://www.youtube.com/watch?v=-1a5yq1SP70


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スポルツの視点
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■同社は2012年3月、エイジングのNO.1サイト「リアルエイジ」を買収しま
 した。チェック&ソリューションの最先端をいくこのサイトと融合を
 果たすことで、「パーソナライズ」+「コミュニティ」の新しいモデルを
 今後探っていくものと思われます。

■WebMDの創業者であるJeff Arnold氏と、テレビ番組をもつDr. Mehmet Oz氏
 がタッグを組んだサイトであり。今後ダイナミックな展開が期待されます。


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