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●ビジネスモデル事例【ThirdAge】

~健康コンテンツ充実の熟年層向けポータルサイト~
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Thirdageは、米国最大の熟年層向けのポータルサイトで、アクセス数は
述べ60万人/月を記録に昇っています。主なコンテンツは、健康関連の
ほかに金融・旅行・美容・家族・コンピュータ・恋愛・などがあり、
コミュニティやインタラクティブ・ツール、ショッピング機能も充実して
います。同サイトは、そのターゲットを「45歳~59歳の人生で最も充実
した時間を過ごしている人」に定めることで、順調に大手企業をスポンサー
として獲得し、豊富なコンテンツを提供しています。


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【ThirdAgeの概要】 収益源は、広告収入
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サイトの概要は以下のとおりです。
■サイト名:Thirdage
■サイトアドレス:
http://www.thirdage.com
■ビジネス対象タイプ:B-C
■収益構造:
主な収益源は広告収入。提携企業からのコミッション収入、コンテンツ販売など。


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【ThirdAgeの健康コンテンツの特徴】 健康コンテンツの幅の広さで勝負!
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ThirdAgeの健康関連コンテンツは、8テーマに分類されており、中高年に
特有の症状について、一般的知識にとどまらない実用的な情報を提供して
います。またテーマ毎に、スポンサー企業(健康食品・フィットネス企業
など)とリンクしてユーザーがスムースにショッピングや各種ツールを
利用できるしくみとなっています。

■健康テーマのカテゴリー
・Answers (主要な病気の診断)
・Men(男性の健康)
・Women(女性の健康)
・Changing Body (老化を防ぐ)
・Nutrition (食事)
・Fitness (運動)
・Revitalization(リラクゼーション)
・Alternatives (代替医療)

特に男性の健康においては合計26もの関心テーマ(毛髪・ストレスから
ガンまで)について解説されている。
http://www.thirdage.com/health/mens/guys/high_blood.html


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【日本での可能性】熟年向けポータルサイトにおける健康コンテンツのあり方
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■熟年層をターゲットとしたポータルサイトは、近年日本におけても増加
しています。その中でも健康は重要なテーマであり、キーコンテンツと
なりえます。現在の所、熟年層をターゲットとしたサイトの中で健康関連
コンテンツの充実している日本サイトには以下のようなものがあります。

○ベストライフ・オンライン
http://www.bestlife.ne.jp/
○アクティブ・ネット
http://www.active-net.ne.jp/

■ThirdAgeの健康コンテンツは、内容は薄くともテーマの豊富さで勝負
しています。つまり、年齢が上がるに従って病気の種類も増え、それだけ
テーマを絞ることが難しくなることを反映しています。
テーマを設定したポータルでは、どれだけ実感のこもったコミュニケーション
を成立させるかがテーマだと思われます。最近、パワーアップの著しい女性
ポータルでも、そのつくり手が同感覚を持った女性であることがKFSなのでは
ないでしょうか?

■世代をテーマにする、キャリアをテーマにするという新しいソーシャルの
提案は今後も益々、登場するであろうと思われます。ThirdAgeのダーゲット
は日本でもインターネットニューカマーが層であるだけに、今後もウォッチング
していく予定です!

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