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●ビジネスモデル事例 【Asimba.com】

~14種目全50種類以上のプログラムを用意したフィットネス用品販売サイト~
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Asimba.comは、オンラインでフィットネス・栄養指導プログラム(運動
カリキュラム)を提供しているサイトで、現在の会員数は75万人を記録
しています。
会員は、自分の興味・目的に合った運動と減量のプログラムを選べます。
Asimba.comは、米国Forbes誌が選ぶ「Best of The Web」にもラインナップ
され、そのサービスは高い評価を受けています。
 

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【Asimba.comの概要】 収益源は商品販売収入と広告収入
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サイトの概要は以下のとおりです。
■サイト名:Asimba.com
■サイトアドレス:
http://www.asimba.com/asm/Home
■ビジネス対象タイプ:B-C
■設立:1999年
■収益構造:主な収益源はフィットネス用品販売と広告収入


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【Asimba.comの特徴】 14種目全50種類以上のプログラムを用意
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Asimba.comのコンテンツの中心は、1~8週間のトレーニングプログラム
無料提供サービスです。ユーザーは、簡単な登録(氏名、メールアドレス、
地域など)をするだけで、自動的に個人専用ページが作成されて、サービス
を利用することが可能となります。

■Free training programs(トレーニングプログラム)
1、会員は、14種目全50種類以上(ジム、スイミング、ウォーキング、スキー、
マウンテンバイク、トライアスロン、ランニング、スノーボードなど)の
レベル別・プログラムから、好きなプログラムを選択します。
・ウォーキングのプログラム例
http://www.asimba.com/lifestyle/training/programs/wlk.html

2、期間・目標を設定後、すぐにトレーニングプログラムが作成されます。
毎日・週毎の目標が提示され、トレーニングが開始されます。
・ウォーキング入門28日コースの内容
http://www.asimba.com/lifestyle/training/regimen/175.html

3、会員には、各分野の専任トレーナーからのアドバイス・指導のメールが
届きます。個人専用ページ上で、日々の進捗状況・スケジュール管理などが
できます。


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【日本での可能性】 分野別の専門家を集めることがキーポイントに
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■Asimba.comの提供する無料の個別プログラムは50種類以上にのぼります。
しかも、プログラムだけでは運動の継続は難しいと判断し、会員向けに
「カスタマイズされた個人ページ」と「各分野の専門トレーナーによる
メール」までも提供しています。

■Asimba.comのビジネスモデルは各種運動のプログラムと専門家をできる
だけ多く集め、フィットネスに興味のある人への商品販売で収益を上げる
というモデルです。日本ではまだ、健康分野の専門家を集め新しいビジネス
モデルを構築したサイトは少ないのではないでしょうか。

■ある健康テーマに設定した場合、例えばダイエットならば運動、栄養、
心理学などの多様な専門家が本来必要になります。本当の意味で健康テーマ
を解決するならば、テーマに関わる多様な専門家とうまく提携する必要が
あります。
今後、日本サイトにおいて分野別の専門家を集めビジネスのしくみに取り
入れることが重要になると思われます。

■同サイトは、24hourFitness(米国最大数のクラブ施設)
http://www.24hourfitness.com/db/promo.list
と提携して、会員の利便性を向上させています。これは、オンライン企業
(Asimba.com)が、オフライン企業(24hourFitness)とリンクして、
「クリック&モルタル」型ビジネスを展開している例だといえます。
Asimba.comのようにオンラインだけでサービス提供する企業にとっては、
今後オフライン企業の提携でビジネス拡大を図ることがキーポイントと
なると考えられます。

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