キーパーソンに聞く

2017.06.22号 ヘルスケアビジネスモデルイノベーション2017 <社会が治癒するビジネスモデルを探る>

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2017.6.22
主催:一般社団法人 ビジネスモデルイノベーション協会(BMIA) 
場所:日本橋ライフサイエンスハブ

6月17日(土)梅雨の晴れ間に日本橋で開催された表題にあるように極めて興味深いセミナー&ワークショップに参加してきました。




進行プログラムを一通り紹介すると
 

●多摩大学 医療・介護ソリューション研究所
真野俊樹先生による後援団体を代表したご挨拶

●ビジネスモデル・イノベーションとは?
BMIA山本伸さん

●医療法人社団 悠翔会 理事長 佐々木淳先生
「日本の高齢化と在宅医療におけるビジネスモデル」

●ファルコメディコ株式会社 ハザマ薬局 代表取締役 狭間研至先生
「薬局3.0とビジネスモデル進化」

●社会医療法人ジャパンメディカルアライアンス東埼玉総合病院 地域糖尿病センター
センター長 中野智紀先生 「地域包括ケアシステムとビジネスモデル」

●パネルディスカッション

●ビジネスモデルキャンパスワークショップ
「2025年の健康長寿社会を実現する斬新な持続モデルを生み出す」

 
率直な感想を言うともっと時間が欲しかった!
登壇者の現場で磨き育ててきた施策から導き出された成果は、今後の医療・介護・ヘルスケアの新たな可能性そのものでした。
 

 
<佐々木淳先生 レクチャーメモ>
・健康寿命の再定義が必要
・カラダに課題があっても生活や人生を健康にすることができる
・ハンディは心の中にある
・高齢化社会は多死社会であり、疾病構造の変化を意味する。若者と老人の骨折の意味は異なる。
・医療は望まぬ選択肢
・医療の目的は患者を減らしてしあわせを増やす!!!

 
<狭間研至先生 レクチャーメモ>
・今までの薬局はお客が歩いてくることを前提としたビジネスモデルだった。
・薬剤師が薬を飲んだ後のフォローをすることで効果が上がる(薬は本当は手に入れてからが大事である)

 
<中野智紀先生 レクチャーメモ>
・医療は予防に成功したことがない
・幸手モデルは、生活モデルによる生活支援という新しいセーフティネットというコンセプト
・生活的価値に寄り添う。
・医療は地域ケアに巻き込まれていき、基盤を共有し一緒にやっていく
・コミュニティタイプ(地縁型・アソシエーション型・近隣型)ごとにコミュニティデザイナーを育成

 
【すべてに共通しているポイント】
・患者(対象者)目線で共にある(寄りそう)
・コミュニケーションデザインとコミュニティデザイン&ドライブがイノベーション起点
 

素晴らしい講師の実践活動内容のレクチャーとパネルディスカッションでお腹いっぱいになった後、参加者はグループごとにビジネスモデルキャンパスを活用したアイデアメイクを実施しました。
講師も参加し、約1時間で1位の選出までをこなしたのでした。
 
BMIAメンバーの進行テクニックの高さも体験でき、約半日で2-3日分の密度と等しいくらいというイメージです。
 
在宅医療・地域包括ケア・薬局というヘルスケアの要となる領域から、今後のイノベーションのあるべき方向性を浮き彫りにする今回の試みは、参加者の今後の思考行動にインパクトを与えることができたと感じています。


一般社団法人 ビジネスモデルイノベーション協会(BMIA)



(取材:大川 耕平)
 
[取材日:2017年6月17日]

 
 
 
 
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